「義実家に行きたくない」
「行くと疲れる」
そう感じても、
義実家の人たちが嫌いとは限りません。
会えば普通に話せるし、
よくしてもらっていることもある。
それなのに、
義実家へ行く予定が入ると、
気持ちが重くなる。
帰ったあとには、
どっと疲れてしまう。
そんな自分に、
「嫌いでもないのに、
行きたくないと思うのは
おかしいのかな」
と、戸惑うことはありませんか。
例えば、
- 疲れていて休みたいのに、義実家へ行く予定を優先する
- 回数が多いと感じても、「結婚したらこれくらいは当たり前」と言い聞かせる
- 回数を減らしたくても、夫や義実家にどう思われるかが気になって言えない
そんなとき、
心の中では、
「私が合わせれば、丸く収まる」
「義実家が嫌いなわけではないから、
断る理由がない」「回数を減らしたいと言ったら、
嫌っていると思われるかもしれない」
と思っていることがあります。
関係を大切にしたいからこそ、
自分が感じている疲れや負担を
後回しにしてしまうのです。
けれど、
「義実家が嫌い」ということと、
「今の付き合い方が負担になっている」ことは、
同じではありません。

必要なのは、
関係を切ることでも、
これまでどおり我慢を続けることでもなく、
自分は何を負担に感じ、
どのくらいの距離なら
無理なく付き合えるのか。
まず、自分の本音を
確かめてみることなのです。
「嫌いではない」と「負担ではない」は違います
義実家が嫌いではないからといって、
今の付き合い方に
負担を感じていないとは限りません。
人の気持ちは、
- 好きか、嫌いか
- 行くか、行かないか
- 付き合うか、付き合わないか
という二つだけでは
割り切れないものです。
義実家との関係は大切にしたい。
でも、今の回数では疲れる。
会うこと自体は嫌ではない。
でも、自分の予定や
休む時間も大切にしたい。
一見、矛盾しているように見える
これらの気持ちは、
どれも本音です。
本当に負担だったのは「行く回数」でした
過去のセッションで、
義実家へ頻繁に行くことを
「当たり前」と考えていた方がいました。
疲れていても、
周囲に合わせていました。
気持ちを一つずつ整理していくと、
義実家が嫌いなのでも、
行くこと自体が嫌なのでもない。
本当に負担だったのは、
義実家へ行く回数が多いこと
だと気づきました。
本音は、
義実家との関係を
なくしたいわけではない。ただ、今より回数を減らし、
無理のないペースで付き合いたい。
というものでした。
本音が分かると、
選択肢も変わります。
- 今までどおり、我慢して行き続ける
- 義実家との付き合いをやめる
という二択ではなく、
義実家との関係を保ちながら、
行く回数を減らす
という選択肢が
見えてきました。
その方は、
回数を減らしてほしいと伝えました。
そのことで、
自分に無理をさせ続けずに
付き合えるようになりました。
※プライバシー保護のため、個人が特定されない形で過去のセッション事例を整理しています。
自愛とは、自分の本音を置き去りにしないこと
自愛というと、
- 嫌なことは全部やめる
- 自分だけを優先する
- 我慢せず、好きなようにする
という印象を持つ方も
いるかもしれません。
けれど、
私が大切にしている自愛は、
自分の感情や本音を、
なかったことにしないこと
です。
すぐに、
「関係を続けるか」
「関係をやめるか」
を決めなくても大丈夫です。
その前に、
- 私は何に疲れているのか
- 具体的に何が負担なのか
- 何を減らしたいのか
- 何はこれからも大切にしたいのか
を、丁寧に確かめます。
そうすることで、
自分の本音も、
相手との関係も大切にできる選択肢が
見つかることがあります。
「自分に戻る5つの視点」で整理する
1.心の土台|疲れている自分を責めない
まず、
「疲れた」
「行くのがしんどい」
と感じている自分を、
否定せずに受け止めます。
気持ちを認めることと、
実際にどう行動するかは別です。
「しんどい」と認めたからといって、
すぐに付き合いをやめる必要はありません。
2.本音|何が負担なのかを確かめる
義実家そのものが嫌なのか。
それとも、
- 行く回数
- 滞在する時間
- 過ごし方
- 予定の決まり方
のどこに負担を感じているのか。
「何がしんどいのか」を
細かく見ていきます。
3.境界線|無理なく続けられる範囲を考える
どのくらいの回数や時間であれば、
無理なく付き合えるのかを考えます。
相手に合わせることだけでなく、
自分が無理なく関われる範囲も
大切にします。
4.伝え方|相手を否定せず、希望を伝える
「義実家へ行くのが嫌」と
相手を否定するのではなく、
自分が感じている負担や、
これからどうしたいのかを
言葉にします。
5.自分の納得で選ぶ|我慢か拒絶かの二択から抜ける
相手の反応だけで
自分の選択を決めるのではなく、
- 大切にしたい関係
- 自分が無理なく続けられる範囲
の両方を考えます。

自分の本音を確かめるミニワーク
義実家に限らず、
無理をして続けている関係や役割がある方は、
次の問いを書き出してみてください。
- 私は、相手や関係のすべてが嫌なのでしょうか
- 具体的に、何が負担になっているのでしょうか
- 減らしたいものは何でしょうか
- これからも大切にしたいものは何でしょうか
- どのくらいなら、無理なく続けられそうでしょうか
- 相手に、どんな希望を伝えたいでしょうか
すぐに相手へ
伝えなくても大丈夫です。
まずは、
自分が自分の本音を知ること。
そこから、
自分の納得できる選択が始まります。
我慢するか、関係を切るかではない選択へ
本音は、
関係を壊すためにあるのではありません。
自分の気持ちを丁寧に聴くことで、
大切な関係を残しながら、
無理を減らす方法が見つかることがあります。
我慢するか、
関係を切るかではなく、自分の本音も、
相手との関係も大切にできる選択へ。
EXPERIENCE SESSION
一人では整理しにくい本音を、
一緒に確かめてみませんか
このように感じている方へ。
- 本当は何が嫌だったのか分からない
- 自分に合う距離や範囲を整理したい
- 必要なことを、どう伝えたらよいか分からない
体験セッションでは、今悩んでいる一つの場面を取り上げます。
そして、次のことを一緒に整理します。
まずは、今のしんどさを一緒に整理してみませんか。

