親子のすれ違い、その原因は価値観?

子どもとの会話が、
なんだか噛み合わない──
そんな戸惑いを感じたことはありませんか?

子どもを思うからこそかけてきた言葉──
「ちゃんとしなさい」「我慢しなさい」「人に迷惑をかけないように」

けれど、
敏感な子や思春期の子どもにとって、
その言葉が重く響いてしまうことがあります。

その背景には、
親世代が大切にしてきた“これまでの価値観”があるのかもしれません。

目次

時代を超えてきた“当たり前”

セッションの中でもよく感じるのですが、
親御さん自身も「がんばることが当たり前」の環境で育ってこられた方が多いように思います。
わたしもまさに、そういう価値観の世代です。
だから、ここは「時代のせいにしておきましょうか」と思うのです。

昔と今、変わってきた社会の背景

昔は「努力と我慢」
「人に迷惑をかけないこと」

社会の中で大切にされ、
みんなが同じ方向を目指す時代でした。

でも今は、多様性が認められ
自分らしくあること
大切にされるようになっています。
それに伴い、周囲と比べることよりも
安心して自分でいられること
価値が置かれるようになってきました。

さらにSNSなどを通じて
さまざまな情報に触れ、
比較される機会も増えたことで、
子どもたちは、安心感をこれまで以上に
大切に感じるようになっています。

こうした変化を背景に、
これまでの“当たり前”が
敏感な子や思春期の子どもたちに
少し重く感じられてしまうことがあるのです。

この“価値観のズレ”が、
ちょっとした親子の会話にも影響して、
「伝わらない」「わかり合えない」感覚を生むことがあります。

特に感受性が高い子どもたちは、
大人の言葉や表情、
態度を繊細に感じ取る傾向があるため、
このズレがより強く影響することもあります。

そして、このズレに氣づけると
親子のコミュニケーションがずいぶんと
改善しやすくなるのです。

小さな問いかけのすすめ

親として完璧である必要はありません。
まずは、次のような問いを
ご自身にそっと投げかけてみてください。

  • 「私はどんな言葉を親からよく言われてきたかな?」
  • 「その言葉に励まされたこともあれば、苦しかったこともあっただろうか?」
  • 「その“当たり前”は、今のこの子にも必要だろうか?」

これは決して「自分を責める作業」ではなく、
これまで一生懸命に頑張ってきた自分自身を
優しく見つめ直すきっかけです。

そして、まずは今日から1日の終わりに、
「どんな言葉を私は子どもにかけただろう?」と
静かに思い返してみてください。
その小さな習慣が、きっと関係を変えるきっかけになります。

終わりに

🌿 自分と向き合う時間を、
安心できる場所で持ってみたい──

そんな氣持ちが少しでも湧いたら、
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この記事を書いた人

Aloha Communication Lab 主宰
自分らしい生き方に還る メンタリングガイド
/マナカード公認プラクティショナー|Aloha Mari(マリ)
HSP気質や感情に寄り添いながら、心と日常を整える“Pono習慣”を発信中。セッションやマナカードを通して、潜在意識の声とつながるお手伝いをしています。
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